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かしおり都々逸第41弾は「どうにもとまらない」(昭和47年)です。
「こえかけて」いただきましょう。
「うわさをしん」
胡散臭いと 私の噂 差をみる目つき 辛辣よ 粕一坊
「じちゃいけないよ」
ジロジロ目線 チャチャも入れられ いけすかないウソ 内容ない 粕一坊
「わたしの」
悪気プンプン ただよう空気 白々しくも 能面づら 粕一坊
「こころは」
こう見えたって 心はきれい ロマンチストで 派手なだけ 桃栗
「うぶなのさ」
うぶに恋して 泣かされた夜は 飲んで踊るの さばさばと 桃栗
「いつでも」
意外と私 尽くすタイプで デート楽しく 盛り上げる 桃栗
「たのしい」
たまの休みは のんびり食事 洒落たお店で 息を抜く 鈍八
「ゆめをみて」
愉快にっこり 芽をだす話題 みるみる顔に 照れ笑い 粕一坊
「いきている」
粋な彼方は 手料理好きで 意外と時間に ルーズなの 鈍八
「のがすきなのさ」
逃したくない 好きなあなたを のん気に見せて 策練るの 桃栗
「こんやはまつ」
こんな誘いは やめようかしら 腹をくくって 待つ私 一入
「かなばらをだき」
彼が突然 何も言わずに バラを掲げて 抱きしめた 鈍八
「きりょうの」
きわ立つ顔に 理性も狂う ようするに面食い のめり込む 粕一坊
「いいこと」
イケメン顔の 活かした彼に 恋の炎で とろけちゃう 鈍八
「おどろうか」
尾ひれつけられ ドロドロ嫌な 噂されても 関知せず 桃栗
「それとも」
素行悪いと レッテルはられ とうに無いのよ 貰い手が 桃栗
「やさしい」
自棄酒飲んだ 寂しい夜は しみじみ語るよ 意地らしく 鈍八
「あのひとに」
会えたらいいな 飲みに行く店 ひと際スーツ 似合う人 桃栗
「あついこころを」
あら一目ぼれ ついに出現 恋の予感の 頃を知る 鈍八
「あげようか」
会いたさつのり 月火水木 曜日毎日 通う店 一入
「ああちよう」
あなたに会えば 甘えたくなる ちょっと無理して うぶに見せ 桃栗
「になるああ」
憎たらしいけど なびく私は ルーズなあなたが ああ憎い 粕一坊
「はなになる」
ハンサム好きで 何が悪いの なびく決め手は ルックスよ 桃栗
「こいしたよるは」
恋した時は 良いとこ見せて ルンルン気持 弾むのよ 桃栗
「あなたし」
相合傘に 名前を書いて ため息一つ 深夜すぎ 何木偶坊
「だいなの」
伊達男なの 粋でいなせで なんて見事な 飲みっぷり 桃栗
「ああこんや」
あなたと私の 赤色の糸 こんがらかって ややこしい 桃栗
「だけああ」
妥協を知らず 喧嘩腰へと あきらめ悪いと 呆れられ 何木偶坊
「こんやだけ」
今度こそはと やっきになるも だまくらされて ケチがつく 何木偶坊
「もうどうにも」
もう縁切るわ どうもあなたは 煮え切らなくて もどかしい 桃栗
「とまらない」
時に嘆いて マジで呟く 楽な恋など 無いのかと 鈍八
「みなとで」
魅せられたのは 長い黒髪 時々駅で 出会う人 桃栗
「だれかに」
駄々っ子みたい 恋愛感情 隠せぬ思い 滲ませて 鈍八
「こえかけて」
今夜は彼と 映画に行くの 可愛く見せる 化粧して 桃栗
おつぎは「ひろばで」でつなげてみらしゃんせ。
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